“忘れっぽくなった”夫がついに「若年性認知症」と診断されーー妻に求められる決断は【漫画】
見た目は変わらないのに、どんどん記憶が薄れ、“自分が知らない”夫になってしまったら…? 時間や場所の感覚がなくなり、家族の顔でさえわからなくなる病「若年性認知症」を真っ向から取り上げ、SNSでも話題のコミックエッセイ『夫がわたしを忘れる日まで』(吉田 いらこ 著)から一部を公開します。 【前話を読む】映画館に息子を置いて家に…「忘れっぽい」ではすまされない夫の異常行動
息子を残し、映画館から一人で家に帰っていた翔大は、「信じられないけど、本当に忘れていた」と故意にやったことではなく「忘れてしまった」ことをを説明する。
続く“忘れっぽさ”、さらには大事な息子のことまで忘れて帰ってしまうことをさすがにおかしいと感じた翔大は、病院に行くことを決意するが…。
病院って風邪くらいでしか来ないから 緊張するな ご家族の方はこちらへ
ご家族にもお話を伺いたいと思いまして… ご家族から見てどのようなことが気になりますか?
あー… そうですねぇ 出かける予定を忘れたり… 几帳面なのに書類の整理が雑になってたり
最近だと子どもと出かけて自分だけ帰ってきたりして 念のために検査してみようと思いまして
そう 念の為 「どこも悪くないですね」 「ただ疲れてるだけですよ」
ーーってお医者さんに言ってもらえたら安心する 以上です ありがとうございました
お外でお待ち下さい はい でも もし 何かあったら…
はー お疲れ 検査って一日がかりなんだね うん
検査…疲れたでしょ うん でも付き添いも疲れたでしょ うん 結果どうなんだろうね …うん
ここですね 脳の萎縮が見られます 他の検査結果からしましてもーー
総合的に判断しまして 若年性認知症 と言っていいと思います
え? 若年性…認知症?
それってドラマとかで観る…あれなの? どうして? なんで翔太が?