首都高の“黄色いバイク”にBMW「F900XR」が仲間入り! 輸入二輪ブランド初のパトロールバイクとして2024年12月から運用開始
首都高を守るパトロール隊! 輸入車初・BMWのバイクが緊急車両の役割を担う
BMWは2024年11月5日、スポーツツアラー「F900XR」を首都高パトロール株式会社に納入したことを発表した。首都高速道路のパトロールバイクとして新たに採用され、12月上旬から実際に運用が開始される。 【写真はこちら】BMW「F 900 XR」首都高パトロール・バイク仕様車の全体・各部 首都高を走っているとき、あるいはイベント会場などで、警察の白バイに似たサイレンやランプ類を備えた黄色いバイク、通称“黄バイ”を見かけたことはないだろうか。 この“黄バイ”は首都高パトロール株式会社が運用するパトロール隊のバイクで、警察と消防以外で緊急指定を受けた唯一の二輪車だ。 パトロール隊は、中央環状線の西側に位置する日本最長の道路トンネル・山手トンネルの安全を守るために配備されており、トンネル内で火災や事故が発生した場合に出動する。現場に駆け付け、初期対応や二次被害の防止などを行う。 そんな“黄バイ”のパトロール車両として、新たにBMW「F900XR」が採用された。輸入二輪車ブランドとして初となる「F900XR」ベースのパトロール車両は、2024年12月上旬より運用が開始される。 2020年2月に発売されたBMW「F900XR」は、大きすぎないボディに、排気量894ccの並列2気筒エンジンを搭載したスポーツツアラー。安全性に貢献する多彩な電子制御システムも魅力となっている。 首都高パトロール株式会社は、同車の採用に関して「安全性・迅速性・耐久性等を考慮し、様々な状況の中でも安定した冷却性能と電力供給機能を発揮することが期待できる」と発表している。
webオートバイ編集部