不動の「高収入」の業種は?【2023年最新版】年収600万円の割合と目指せる業種
年収600万円以上を目指せる「業種」は?2023年の平均年収ランキング
パーソルキャリア株式会社は「平均年収ランキング2023」を発表しました。 調査概要は下記のとおりです。 ・対象者:2022年9月~2023年8月末までの間に、dodaサービスに登録した20~65歳の男女 ・雇用形態:正社員 ・有効回答数:約63万件 ・リリース公開日:2023年12月4日 上記調査の結果、2023年の業種別の平均年収ランキングは【図表3】の結果となりました。 業種別で最も年収が高かったのは「投信/投資顧問」で750万円となりました。 業種分類では、「メーカー」「金融」「メディカル」系の業種がトップ10を占める結果となっています。 前回のランキングより1位と2位が入れ替わってはいますが、上位3業種は変わっておらず、不動の高収入の業種といえます。 なお、トップ20で最も多かったのは、「金融」と「メディカル」で6業種ずつランクインしました。 金融は近年の金融市場の拡大により、年収水準が上昇傾向にあるとうかがえます。 また、メディカルにおいては、日本が高齢化社会になっていることや医療技術の進歩があることから、今後も年収水準の上昇が期待できるでしょう。 ●年収600万円以上を目指せる「職種」は? では最後に、職種別の平均年収ランキングを見ていきましょう。 パーソルキャリア株式会社が調査したデータによると、2023年の職種別の平均年収ランキングで平均年収が高い職種として「医師」が1028万円で1位となりました。 1位の「医師」と2位の「投資銀行業務」はそれぞれ平均年収が前年よりも増加しています。 職種分類においては、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」が平均年収ランキングのトップ20のうち最も多くを占める結果となっています。 また、職種分類別においてトップ10に最も多くランクインしたのは「金融系専門職」でした。 上記から、高収入に分類される職種は「専門職」に集中していることがわかります。 専門職は、専門知識や高度な技術が必要となる職種であり、社会の基盤を支える役割をになっていることから、誰にでもできる仕事ではないゆえに、収入が高くなっているのでしょう。