「年収800万円」なのに住宅ローンの審査に落ちました。3年前に「携帯代を滞納」していましたが、今は普通に支払い能力があるのですが……
なぜ金融機関が信用情報を握っている?
ローン審査をする金融機関が信用情報を握っている理由は簡単で、JICCという信用情報機関に加盟している可能性があるためです。JICCは加盟先に対して信用情報を提供しています。 この点については、クレジットカードの作成時などの契約書に記載があり、クレジットカードはそれに利用者が同意した上で作成されています。そのため、知らなかった、同意していない、といったことは許されません。 参考までに、JICCでは信用情報が最長5年間保管されます。永遠に保管されるわけではないため、滞納が3年前であれば、その2年後に申請することで、住宅ローンに通る可能性があります。
まとめ
年収が800万円あったとしても、5年以内の携帯代の滞納歴があると、今の支払い能力が十分あっても、住宅ローンの審査に通らないことがあります。 とはいえ、基本的には過去の滞納歴も5年たてば、信用情報から消えることになります。もし、住宅ローンの審査に落ちてしまっても、滞納から5年を経過したころに、もう一度審査を申請してみてください。 年収800万円というしっかりした収入があれば、次は審査に通る可能性が高いでしょう。 出典 株式会社日本信用情報機構(JICC) Q携帯電話料金が未払いだった場合、延滞情報は登録されますか? 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部