ANA、大阪万博特別機「EXPO ANA JET」12/12就航 初便は羽田発関西行きNH991便
全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは12月6日、大阪・関西万博の特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」(ボーイング737-800型機、登録記号JA58AN)を12日から運航すると発表した。初便は羽田発関西行きNH991便で、羽田空港の搭乗口では出発前にセレモニーを開く。 【画像】EXPO2025 ANA JETのデザイン 初便となる予定のNH991便は、羽田を午後1時30分に出発し、午後2時55分に到着予定。初便以降は投入路線や便を固定せず、737-800が就航している国内線全路線が対象になる。運航はANAウイングス(AKX/EH)で、特別デザインのサービス品は就航日の12日以降発表するという。 特別機のデザインは9月12日に発表。万博をイメージしたカラー(赤・青・グレー)と、ANAのコーポレートカラー(モヒカンブルー、トリトンブルー)を流線型に融合させ、風に乗って未来へ向けて飛び立つことを想起させるデザインにしたと説明している。 一方、現地時間11月29日に台北の桃園国際空港で撮影された実機の写真を見ると、ブルーとグリーンを基調としたデザインが施されている。X(旧Twitter)では、サステナビリティ(持続可能性)をテーマにした特別塗装機「ANA Future Promise Jet(ANAフューチャー・プロミス・ジェット、旧称ANA Green jet)」のデザインとの共通点を指摘する声もみられた。 大阪万博は、2025年4月13日から10月13日までの184日間、大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開かれる。
Tadayuki YOSHIKAWA