病院内のローソンは「ホスピタルローソン」という特別な名前があるそうです。通常のローソンと比べてどのような違いがあるのでしょうか?
病院の中に併設されているローソンを利用したことがある人も多いでしょう。病院内にあるローソンは、ホスピタルローソンとも呼ばれています。コンビニではありますが、通常のローソンと販売されている商品が異なるか気になっている人もいるのではないでしょうか。 本記事では、ホスピタルローソンの特徴を紹介するとともに、病院内にコンビニを設置するメリット、コンビニ以外に併設されているカフェの特徴などを解説するため、気になっている方はぜひ参考にしてください。
ホスピタルローソンの特徴
ここでは、ホスピタルローソンの特徴について紹介します。病院内にあるコンビニは、一般的なコンビニとは異なり、医療にかかわる商品が多いのも特徴の一つです。 ■医療衛生用品の取り扱いが豊富 ホスピタルローソンとは、病院内に併設されているローソンの店舗を指します。ローソンには医療衛生用品専門の担当者が本社に在籍しており、病院の要望に対応できる体制を整えていることが特徴です。病院内で需要のある歯ブラシや下着などの生活用品をはじめ、入院生活に必要なもの、介護用品やリハビリに必要な商品など、約3000点の医療衛生用品を取り扱っています。 病院によっては、入院中の患者さんが必要なものを購入しやすいようワゴンによる移動販売も実施しています。また、タンパク質やカロリーを調整する食品や食品カタログも準備しており、退院後や通院中の患者さんのサポートも可能です。 ■病院専門チームがサポート ホスピタルローソンの経営は、病院専門チームであるホスピタルローソン推進部の存在が支えています。それぞれの病院の特色にあわせて専門チームが企画から携わり、開店後の運営までサポートしているため、患者さんや家族が必要とする商品が揃っていると考えられます。
病院内のコンビニを設置するメリット
病院内にコンビニを設置することは、患者さんやその家族に心地よい空間を提供したい病院側と、店舗数の拡大や売上向上を叶えたい店舗側のどちらにもメリットがある選択肢です。現在は24時間営業する店舗も登場し、患者さんの需要に応えています。 患者さんや見舞い客がうっかり準備を忘れたものがあっても、病院内のコンビニで医療関連の商品が取り揃えられていれば不便を感じることはありません。今後も病院に併設されるローソンを始めとしたコンビニの数は増えていく可能性があるでしょう。