大谷翔平、2戦連発の17号先制弾もド軍逆転負け…前日15得点の打線が2点止まり
● ドジャース 2 - 3 レンジャーズ ○ <現地時間6月12日 ドジャー・スタジアム> ドジャースの大谷翔平選手(29)が12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回に2試合連発となる先制の17号ソロを放ったがチームは逆転負けを喫した。 一死無走者で迎えた初回の第1打席、過去の対戦で10打数4安打、2本塁打と得意にしているレンジャーズの先発右腕・グレイと対戦。フルカウント後の甘く入ったスライダーを捉えた打球は、速度105.2マイル(約169キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)で右中間席に着弾する先制の17号ソロとなった。 ベンチに戻ると、いつも通りテオスカー・ヘルナンデスにヒマワリの種をかけられ笑顔。2試合連発で6月は3本塁打目となり、現在18本塁打でナ・リーグ本塁打ランキングトップのオズナ(ブレーブス)に1本差に迫った。 3回の第2打席は右直に倒れたものの、打球速度112.5マイル(約181キロ)の弾丸ライナー。5回の第3打席は2番手左腕・ラッツと対戦し中飛に倒れた。2点を追う8回の第4打席は、4番手右腕・ロバートソンの前に空振り三振。この日は4打数1安打1打点の打撃結果で打率は.311、OPSは.970となった。 前夜の同戦で5本塁打含む14安打15得点と爆発したドジャース打線だったが、この日は初回に大谷が先制ソロを放って以降、なかなか追加点が奪えない展開。2点を追う9回は二死一、二塁で8番・ヘイワードが右中間への適時二塁打を放ったが、同点の生還を狙った一走・パヘスが本塁タッチアウトとなり試合終了となった。 先発のビューラーは4回まで無失点と好投していたが、5回は新加入の三塁・ビジオの失策などで一死一、二塁のピンチを招き、かつてのチームメイトでレンジャーズの2番・シーガーに痛恨の逆転3ラン被弾。5回3失点で4敗目(1勝)を喫した。
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