【ボートレース三国】V候補筆頭は地元の下出卓矢
ボートレース三国の「近畿・関東・九州支部集結!モーニングバトル」は29日に開幕する。 その名のとおり、3地区の選手から構成されるレース。V候補筆頭にはA1級に復帰した地元の下出卓矢を挙げたい。今年は1月下関と3月当地で優勝を飾っておりリズムは良好。最近はバランス型の調整も多いが、強伸び仕様に仕上がった時のまくり一撃は健在。今節も豪快かつ爽快な走りで地元ファンの期待に応える。 同じ近畿地区からは古結宏が登場。当地は4V実績に現在2連続優出中の好相性水面となり活躍は必至。関東地区からはGⅠ優勝2回、前走地浜名湖も優出と好調な村田修次が参戦。思い入れのある水面で躍動する。前走地唐津を優勝と近況好調な今泉友吾も要注意だ。 九州地区から参戦の中辻崇人は2016年以来の三国となるため調整面に不安はあるが、今年に入り12優出5Vの確かな腕でV争いに加わる。ほかにも、落水事故による大ケガから復帰しA1級に返り咲いた石倉洋行も楽しみな存在。28日には晴れた天候の下で前検が行われ、古結が「前操者の言っていた通りにスタートも届く感じがあったし悪くないと思う。前検としては悪くなかったですよ」と感触が良く合格点のようだ。 前の準優勝機で複勝率も上位の64号機を引き当てた下河誉史は、「エンジンは良いと思います。ペラを自分の形にして行ってみたら力強かったし、足もしっかりしていて良いです。『タイム出ろ』って感じで叩いて、班でタイムも抜けて良かったしバッチリです。ペラに集中して行きます」と手応え十分で前検一番時計を叩き出していた。
マクール