W杯日本代表23人を発表(全文4完)香川は彼らしいプレー見られ良くなっている
サイド攻撃の位置づけとサイドの選手に求めるものは?
新潟日報:新潟日報の【イシイ 00:48:43】と申します。西野監督にお伺いいたします。きのうの試合ではチャンスメイクという部分ではサイドからの攻撃の部分が目立っていた印象でした。いろんな攻撃パターンという言い方も今、おっしゃりましたけれども、その西野監督におけるサイド攻撃、攻撃パターンにおける位置付けと、特にサイドの選手たちに求めたいプレーというものを教えてください。 西野:きのうのシステムであればサイド、長友、原口、高徳っていう、まあ、ある程度ポジションをしっかりワイドに取っている。そういう中でセンターで大島がボールよく動かしていましたけれども、センターでそういう動かせることができれば、間違いなくサイドからの攻撃っていうのは増えますし、きのうも香川が入った、柴崎が入ったっていう中で、センターでボールを保持することができればサイドからのアタックっていうものは当然増えてきますし。ただ、それだけでは非常に単調になるところもあるので。 終盤少し増えましたのがセンターからの崩し。それをさらに求めたいなと思います。選手たちのイメージはあるんですけど、やはり少しメンバーが替わったりする中で、まだまだコンビネーションがうまく取れませんけど、そういうオプションを増やしていかないと。しかもやはり、グランダーで、こう、スピーディーなことが起こらないと、日本の攻撃のスタイルからするとなかなか難しいところを感じているので、そこは詰めていきたいなと思います。感覚的に共有できる部分っていうのはたくさんあると思うので。 司会:ほかにいかがですか。それでは中ほどの方、お願いします。
香川の現状をどう見て選出したのか?
報知新聞:報知新聞の【サイトウ 00:51:07】と申します。4月の欧州視察の時点で香川選手はかなりワールドカップに向けて厳しい状態だとおっしゃっていましたが、現状どう見て選んだのかと、あと3大会連続に出場する本田選手に期待する部分、教えてください。 西野:香川に関しては、5月に入ってですね。ヨーロッパに視察に行って、直接会って、そのときその日が彼にとって、コンディションが良くない日だったようで、前後、彼なりにかなり回復をして、状態が良かったと。で、たまたま私が行ったその日に、その状況を見るとこれは間に合うかなという気は確かにしました。ただ、その後、非常に回復力も良く、最終的にゲームが出るような状況。制限ありましたけど、ゲームに出れる状況っていうのが彼、それの判断、監督の判断がどうだったかは分かりませんが、状態は間違いなくその時点で上がっていることを確認できたので、メンバーとして入ってもらいました。 非常にこのキャンプ、10日間の中でも非常に上がってきましたし、昨日もう少し時間を増やした中で、最近3カ月の中では一番長いパフォーマンス。彼らしいプレーもいくつか見れましたし、良くなっていると思いますし、さらに中盤オフェンシブな中での彼の独特な感覚、センスっていうものは高まっていくのではないかと考えています。本田に対しても同じです。非常にコンディションは上がってきていますし、何しろ彼のああいう影響力、非常にチームにプラスにもたらしてくれているので、まずそれこそ経験値だけではない彼のストロングな部分っていうのは、このキャンプで強く感じました。 司会:それでは最後のご質問お受けいたします。最後列の中ほどの方、お願いいたします。