イラン最高指導者、対イスラエル報復を宣言
【AFP=時事】イランの最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は2日、先月末に自国を攻撃したイスラエルに対し報復を宣言した。 【写真】テヘランで学生たちを前に演説するアリ・ハメネイ師 ハメネイ師は、「米国とシオニスト政権の敵たちは必ず厳しい対応を受けることになると認識すべきだ」とし、自国のみならず、イエメンやシリアを拠点とする同盟勢力が攻撃された場合にも報復する考えを示した。 イラン政府は10月1日、イスラエルへの報復と称してミサイル約200発による攻撃を実施。これを受けてイスラエルは同26日、イランの軍事施設を爆撃し、軍人4人を殺害した。 26日の攻撃後、イスラエルはイランに報復しないよう警告している。 専門家は、イスラエルはイランの防空システムとミサイル製造能力に深刻な損害を与えており、イランに対して今後さらに大規模な行動に出る可能性もあると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News