待たれる冨安健洋の復帰…アーセナル左SBジンチェンコを現地メディアがバッサリ「プレミアのトップチームには通用しない」
「左サイドバックの改善が必要なのは明らかだ」
ミケル・アルテタ体制6年目のアーセナルが、ついにスタートを切った。初陣となった8月17日のウォルバーハンプトン戦では見事に2-0で快勝。このまま勝利を重ね続け、今季こそマンチェスター・シティの連覇を止め、2003-04シーズン以来のプレミアリーグ優勝を果たせるか。 【動画】ジンチェンコの超有名妻が披露した意外なスキル イギリスのフットボール専門メディアでは、早速のフィードバックとして「我々がアーセナルの開幕戦勝利から学んだ4つのこと」と題した記事を掲載。真っ先に「左サイドバックは依然として課題」と伝えている。 昨季終盤に同ポジションを務めた冨安健洋は怪我で出遅れ、ウルブス戦ではオレクサンドル・ジンチェンコが先発。69分にユリエン・ティンベルと交代したなか、『90min』は強い危機感を覚えたようだ。「ジンチェンコが居場所を維持したいのであれば、明確な戦いが待っている。左サイドバックの改善が必要なのは明らかだ」と主張した。 「ジンチェンコはウルブス戦で問題なかった。全く問題ない。しかし、彼にとっては残念なことに、プレミアリーグのトップチームには、その水準は通用しない。守備的な懸念から、ウルブスが攻勢を強めようとしていた時にジンチェンコは交代させられた。新加入のリッカルド・カラフィオーリはベンチに座ったままで、ユリエン・ティンベルが入った」 競争レベルを高めるためにも、ジンチェンコにより危機感を持ってもらうためにも、守備力に定評のある冨安の復帰が待たれるところだ。 なお、『90min』が挙げた「我々がアーセナルの開幕戦勝利から学んだ4つのこと」は以下の通り。 1「左サイドバックは依然として課題」 2「ダビド・ラジャは2度目のゴールデングラブ賞を狙っている」 3「アーセナルにもう1人のストライカーは必要ない」 4「ミケル・メリーノの追及が必要」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部