【陸上】20km競歩・住所大翔が富士通へ!「東京世界陸上の出場権獲得を」オレゴン世界陸上では入賞
富士通が3月22日、本社となる川崎工場で新加入選手および所属選手の合同取材会見を開いた。 日本選手権20km競歩の上位成績をチェック! 男子20km競歩で22年オレゴン世界選手権8位の住所大翔(順大院)。この春からは、世界記録保持者の鈴木雄介、髙橋英輝ら名だたるウォーカーがそろう名門・富士通の一員となる。 オレンジ色のジャージーに身を包んだ住所は「社業もしていくことで人間性も成長させていきたいです」と社会人としての抱負を語る。 オレゴンでは学生ながら8位入賞と気を吐いた。しかし、昨年はブダペスト世界選手権出場を逃し、アジア選手権では体調不良で途中棄権と苦しいシーズンを過ごした。 2月の日本選手権20km競歩でも途中棄権となり、パリ五輪代表には届かず。「まずは来年の東京世界選手権の出場権を目指していきたい」と語る。日本選手権では1時間18分切りが4人など、国内のレベルは世界トップクラス。「まずは失格をしないフォームを作り上げていくことが最重要。その上で、スピード強化やスピード持久力を磨いていきたいです」と課題を挙げた。 「今までオリンピックや世界選手権に出場された選手が多数いる企業。次は自分が富士通を代表するような選手になっていきたいです」 再び世界の舞台へ立つために。まずは一歩ずつ着実に前進していく構えだ。
月陸編集部