台風接近下でのオープン ケーズデンキ、福岡に新店
福岡市中央区の福岡鮮魚市場東門前に、ケーズデンキ福岡長浜店が8月29日、オープンした。台風の接近もあり、当日は午後2時に閉店、翌30日は午後1時から開店するなど「台風シフト」を敷いた上でのスタートとなった。市内最大級のワンフロア5480平方メートルの売り場面積を生かし、地域で存在感を発揮したい考えだ。 【関連写真】台風接近下でオープンしたケーズデンキ福岡長浜店 新店は、商業施設が並ぶ北天神地区より西側に400メートルほど離れた場所に立地する。1階が駐車場、2階が売り場という構成。台風接近下でのオープンとなったが、台風が通過した31日は週末ということもあって来店客でにぎわった。 玩具やゲームなどは扱っていないが、子どもから高齢者まで年齢を問わないパソコン教室とスマートフォン講座を設けている。ルームランナーなどの大型の健康器具は店舗奥にコーナーを作り、実際に試せるようにしているほか、店内中央には子どもを遊ばせることができる休憩スペースを設置している。 廣瀬正昭店長は、「地域の皆さまに愛されるお店にしたい」と抱負を語っている。 中心地である天神地区への大型店出店とあって競合店も対抗の動きを見せている。通常土曜が多い新聞折り込みチラシをケーズのオープン日である29日にも配布。「他店徹底対抗」の文字を大きく掲載し、対抗に乗り出している。
電波新聞社 報道本部