高市氏、政治手法の懸念に反論 「たくさんの方の知恵集める」
高市早苗経済安全保障担当相は14日の日本記者クラブ主催の討論会で、総務相在任中の電波停止発言を踏まえ、首相に就任した場合の政治手法への懸念を指摘されたことに反論した。「重大な決定をする時には、たくさんの方の知恵を集め、最善の策を考え続ける」と述べた。 高市氏は総務相を務めていた2016年、政治的公平性を欠く放送法違反を繰り返した放送局に電波停止を命じる可能性に言及し、野党から批判を浴びた。討論会では、質問者から「もっと大局的な判断や議論に耳を傾ける包容力が求められるのではないか」と指摘された。