「飛行機が突っ込んでくる…!!」頭上すれすれ、バンバン飛んでくるド迫力“映えスポット”とは 結婚写真を撮る人も!?
スリルと映えの両方を楽しめるスポット
飛行機が近づくとともに、その爆音も合わせて激しく聞こえてきます。そして、飛行機は「飛機巷」にいる人々の頭上数十メートルをかすめて通り過ぎきますが、この瞬間に皆カメラやスマホを構えてパシャパシャパシャと連写。通り過ぎた後、飛行機は見事にスルーっと滑走路へと着陸していきます。 滑走路真横のスポットで、多い時間でこんな瞬間が4―5分に1回訪れるわけで、これは人気となって当然だと思いました。東京の羽田空港周辺にもいくつかの撮影スポットがありますが、いずれも滑走路までは遠く、この「飛機巷」ほどのスリルと撮影の双方を楽しめる場所はないでしょう。飛行機ファンの方であれば、この「飛機巷」を目当てに台湾旅行を計画しても良いほどだとも思いました。 アクセスの最寄り駅はMRT(地下鉄)中山國中駅です。駅から地上に出てすぐの大通り・復興北路を北上。約700mほど歩くと、民族東路と交差します。この民族東路を左折し、さらに約600m歩くと、右側に「中獄殿」という廟があり、このすぐ先の信号を右折。 濱江街という小さな道路(歩道が狭いので要注意)を約200mほど進むと、左側に「飛機巷」があります。特に看板などが出ているわけではありませんが、松山空港の離発着が多い時間帯は人が集っているはずなので、すぐわかると思います。 MRT中山國中駅からの距離は約1.5km、徒歩約20―30分といったところでしょう。やや遠いですが、滑走路すぐ脇の、間近で見る飛行機の離発着はなかなか衝撃です。台北を旅行される方はぜひ一度訪れて見てください!
松田義人(ライター・編集者)