三菱商事RtMジャパン リチウム供給網を拡大
三菱商事グループで金属トレーディング事業を手掛ける三菱商事RtMジャパン(本社=東京都千代田区、大纒匡社長)は脱炭素を背景に、非鉄事業にも注力していきたい考えだ。リチウムのトレーディング事業では、既存の豪州に加え、グローバルなトレーディングビジネスの強化も図る。リチウム事業が「電池用途が特に大きく、主に電気自動車の需要次第で乱高下する難しいコモディティー」(大纏社長)とみる一方、「インサイダー化」を図ることで、バッテリーサプライチェーンのニーズを的確に捉える。