このままでは「万が一の事態」が…悠仁さまの「筑波大進学」で、これから宮内庁を悩ます「最大の問題」
警備強化の費用はどうなる?
「テロリスト、という表現は行き過ぎかもしれませんが、天皇制に反対する人や不審な人物が学内に潜んでしまう可能性はゼロではありません。卒業生として、セキュリティ面が心配なんです。 監視カメラなどを増設するでしょうし、警備員も増員させるでしょう。そうした費用をどこが出すかも問題です。宮内庁なのか、大学なのか。筑波大は国立ですし、他の学生にその費用を負担させるわけにはいきません」(前出の同大OB) 広大なキャンバスでの移動は、多くが専用のバスか自転車を利用している。そのため、マイ自転車を所持する学生がほとんどで、敷地内のいたるところに駐輪場が設けられている。 「学習院大であれば警備のノウハウもあり、広さも筑波大より圧倒的にコンパクトです。警備は悠仁さまだけではなく、ほかの受講生や学生を守る意味でも必要です。 悠仁さまがいることで万が一、危害が加えられたら大学としても責任問題に発展しかねません。学生を守る意味でも大学側は警備体制の徹底が求められるでしょう」(河西准教授) 頭を悩ませる問題はほかにもある。自宅から毎日長い時間をかけて筑波まで通うとしたら、天皇になるための教育や公務の時間をいかにして確保するのだろうか――。 つづく後編記事『悠仁さま、筑波大には「東京から通学」で…いま懸念されている「公務・帝王学」の行方』でさらに詳報します。
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