【独占インタビュー】国民民主・玉木雄一郎代表が「特別国会」召集日に“不倫報道”で謝罪会見…不倫報道・年収の壁を語る
「野党第一党が各野党をまとめるのが必要」
フジテレビ政治部デスク・高田圭太: ーー今回の決選投票、正直ちょっと気の抜けた決選投票になったと思う。やはり国会議員として総理大臣を決める1票を有効に使うのは大事という中で、今回これだけの無効票が出る形の選挙になった。国民の意といえばそれまでだが、今回そのヒリヒリするような決選投票にするために何が足りなかったのか? 玉木代表: 野党第一党が、各野党をまとめることが必要だったんではないですかね。そのためには、われわれもう、何カ月も何年も前から言ってますけども、やはり基本政策の一致の協議をきちんとやることです。憲法観や外交安全保障、原発を含むエネルギー政策、この国家運営の基本政策でバラバラだと、名前は書くけれども、できた政権でいったい何をするんですかね。われわれ、民主党政権の失敗の経験がありますから、基本政策の一致なく政権を作っても、国民を幸せにすることはできないと思っています。 ですから、本当にやるんであればですね、基本政策の協議を、手間かかりますし、大変だと思いますが、それを避けずにやることが必要だし、それをやらずに選挙しても選挙区調整もできませんし、それをやらずに決選投票してもですね、結局票が入らないということですから、これはわれわれよりも、野党第一党にそれを皆さん聞いていただきたいと思います。 青井キャスター: ーー今回の週刊誌報道などを経て、その政策議論の場で、玉木さん自身の発言だったりそういったことが弱気になったり弱くなったりってことはなかったりしないのか? 玉木代表: はい、私はあの出来の悪い党首なので、わが党には本当に優秀な仲間がいます。今、政策の交渉にあたっているのは、浜口誠参議院議員、そして税調会長として税制をやっているのは、古川元久国対委員長です。ですから、こういった優れた仲間の力も借りながらですね、国民民主党の掲げる、手取りを増やす経済政策、期待していただいた方はたくさんいらっしゃいますから、こうした優秀な仲間と一緒に、政策実現、国民のためにやり遂げていきたいと思ってます。 青井キャスター: ーーいずれにしても玉木さんのおかげでこの“103万円の壁”について国民の関心事になったと思いますので、これからもスピード感を持って頑張っていただきたいと思います。 玉木代表: 頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。 (「イット!」11月11日放送より)
イット!