「バカだけど強い」サルゴリラ・赤羽と児玉が愛する映画(5)チームものの傑作…観ていてワクワクする1本は?
各界で活躍する著名人に「人生に影響を与えた」映画を語ってもらうインタビュー企画。今回登場するのは『キングオブコント2023』(TBS系)のチャンピオンであるお笑いコンビ・サルゴリラの赤羽健壱さんと児玉智洋さん。幼少期から仲の良い2人に、大好きな5本の映画についてたっぷりとお聞きした。第5回。(文・ZAKKY)
『オーシャンズ11』(2001)
―――本作は、児玉さんのお好きな作品とのことですが、シリーズの中で本作を選んだ理由は何でしょうか? 児玉「一言で言うと、わかりやすいですし、キャラクターが『バカだけど強い』という手の作品が好きなんですよ。今作の”オーシャンズ”たちは特に全員アホですし(笑)、観ていて嫌味がないし、ワクワクしますね」 ーーーなるほど、確かに(笑)。 児玉「僕が発起人として、“メトロンズ”という芸人のユニット(しずる、ライス、サルゴリラ、作家・中村元樹の全7名)を組んでいるんですけど、『オーシャンズ11』をイメージした感じはあります」 赤羽「確かに、“メトロンズ”、バカしかいないな(笑)」 ーーーああ、そんな経緯が。 児玉「あと、もっと遡れば、『ドラゴンボール』の”ギニュー特戦隊”みたいな集団を作りたかったんです。緊迫した『フリーザ編』で、いきなりフリーザの部下として”ギニュー特戦隊”が出てきて、戦隊ヒーローみたいなポーズをとったり…ふざけているのに、めちゃくちゃ強いなんて、最高ですよ(笑)!」 ーーーなんと、『オーシャンズ11』と、”ギニュー特戦隊”に共通点が! 興味深い話です。 児玉「いや、たまたまですよ(笑)。『オーシャンズ11』の好きなキャラで言うと、朝からプールサイドでバスローブ姿でワイン飲んでいる爺さんですかね。あと、ラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)が、ハンバーガーを食べているシーンは、やはりかっこいいです」 ーーーカッコいいアイテム・ハンバーガーが、また登場しました(笑)。 児玉「何かで知ったんですけど、ブラッド・ピットが忙しくて食事をする時間がなくて、撮影中にあのシーンを入れたらしいんですよ」 赤羽「かっこいいな~! 食事も兼ねた撮影だったんだ」 ーーーお2人は、“オーシャンズ11”というチームに入ったとしたら、どの役を演じたいですか? 児玉「ケンカばっかりしている双子の兄弟(バージル・モロイ 演:ケイシー・アフレック、ターク・モロイ 演:スコット・カーン)のどちらかですかねえ。ああ、でも、サーカス団の中国人であるイエン(シャオボー・チン)が、1番好きかも!」 赤羽「う~ん、見た目は僕の方が、近いと思うなあ(笑)」 (文・ZAKKY)
ZAKKY