ニュージーランド戦に向けた直前決起イベントに出席した日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ

　ラグビーの「リポビタンＤ　チャンレンジカップ２０２４」でニュージーランド戦（２６日、日産ス）に臨む日本代表の直前決起会が２３日、横浜市の商業施設「ＭＡＲＫ　ＩＳ　みなとみらい」で行われ、選手やエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ（ＨＣ）らが出席。集まった約４００人のファンを前に、打倒オールブラックスを誓った。 　宮崎合宿から決戦の地に乗り込み、欠席した一部以外全ての選手がそろい踏みとなった日本代表。肘のケガから復帰し、ジョーンズＨＣ新体制では初テストマッチ出場をうかがうＦＷ姫野和樹（トヨタ）は「万全です。後は、オールブラックスを倒す。それだけです」と力強く語った。昨年のＷ杯フランス大会の主将は、約１年ぶりの代表復帰となる。指揮官が掲げる「超速ラグビー」については「見ていてエキサイティング」と語り「自分がそこにいないのも初めての経験だった。ジャージーを着てプレーしたい気持ちが強くなった」と、たぎる思いを明かした。 　前回Ｗ杯準優勝で、世界ランク３位のニュージーランドとは過去７戦全敗。それでもジョーンズＨＣは「歴史を変えることができるチャンス」と、若手中心のスコッドでの番狂わせを狙う。主将のＢＫ立川理道（東京ベイ）は「本当にいい準備ができている」と胸を張り「最初から最後まで、プレッシャーをかけて戦っていきたい」と、ファンに勝利を誓った。