アストンヴィラ、20歳FWデュランと2030年まで契約延長 今季6Gのうち5Gが途中出場からのスーパーサブ
アストンヴィラは現地時間10月7日、コロンビア代表FWジョン・デュランと2030年6月までの契約延長で合意したことを発表した。 【動画】シュートは名手ノイアーの頭上を越して…デュランのスーパーゴールを振り返る!vsバイエルン 24/25 UEFAチャンピオンズリーグ 現在20歳のデュランは2023年1月、MLSのシカゴ・ファイアーからアストンヴィラに移籍した。移籍1年目の2022-23シーズンは公式戦12試合に出場、昨シーズンは公式戦37試合に出場して8ゴールと徐々に出場機会をつかんでいた。 そして今シーズン、デュランは公式戦10試合に出場して6ゴールを記録しており、そのうちプレミアリーグで記録した4ゴールと、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦で記録したゴールの計5ゴールが途中出場から決めたものだ。 さらに、今シーズンのプレミアリーグにおいて、1ゴールあたりの出場時間でデュランを上回る選手は、マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリン・ハーランドのみだ。 ウナイ・エメリ監督が率いるアストンヴィラは、これまでイングランド代表FWオリー・ワトキンズがセンターフォワード(CF)として先発出場を続けている。こうした事情から、同じCFであるデュランは、今夏の移籍市場で同クラブからの退団を希望していた。 ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、チェルシーがデュラン獲得に近付いていたと明かしている。また、同選手はウェストハムへの移籍を希望していたが、アストンヴィラがウェストハムからのオファーを断っていたという。 今シーズンもベンチスタートが多いという状況は変わっていない。しかし、アストンヴィラとデュランはすでに2028年6月までの契約を結んでおり、さらに2030年6月までの契約延長で合意した。このことから、クラブが同選手を高く評価していることがうかがえる。 エメリ監督は、デュランについてこう語っていた。 「我々は、人間としても選手としても、彼の能力を最大限に引き出そうとしている。彼のプレー、彼が決めているゴール、彼がこのクラブで歩んでいるプロセスを見れば、私と同じ考えにたどり着くだろう。彼のポテンシャルは大きい。私の責任、私の挑戦は、彼のポテンシャルを活かすことだ」
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