今季の冬の平均気温は平年並みの予想 1月は降水量少なくなる可能性【佐賀県】
サガテレビ
今回のテーマは二十四節気の「小雪」です。 降り積もるほどではないけど、雪がちらつき始める頃になります。 九州ではさすがに11月に雪がちらつくことはなかなかありませんが、急に寒くなったりして冬らしさも感じられるようになってきましたね。 佐賀の初雪の平年日は12月11日ということで、もうしばらく先になりそうです。 【キャスター】 今週は寒い日もありましたね。今シーズンの冬は冬らしい寒さになりそうですか? 【甲斐気象予報士】 今シーズンの冬の傾向は平均気温は平年並みということで、冬らしく寒くなりそうですね。これまでは気温の高い状態が続いていましたが、徐々にラニーニャ現象に変わるとみています。 ラニーニャ現象が発生すると、偏西風が日本付近で通常よりも南へと蛇行しますので、大陸からの寒気が流れ込みやすくなります。 また、低気圧の影響を受けにくいため、降水量は平年並みで、1月は少なくなる可能性があります。 【キャスター】 寒さへの備えもそろそろ始めないといけないですね。 【甲斐気象予報士】 はい、今週末も寒さがやってきそうです。天気図を22日正午から動かしていきますと、23日にかけて西高東低の冬型の気圧配置に変わりそうです。 上空にはこの時期らしい寒気が流れ込んでくるでしょう。 23日(土)勤労感謝の日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が多くなりそうです。北部沿岸の地域では一時的に雨が降る可能性があります。 24日(日)は冬型気圧配置が緩んでおおむね晴れるでしょう。最高気温は、16度くらいと、この時期らしく寒くなりそうです。セーターなどの出番となるでしょう。 月曜日まで晴れますが、火曜日以降は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が続きそうです。 最高気温は、平年並みかやや低くなりそうです。
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