“隠れトランプ派”再び? ハリス陣営が抱える不安要素とは
来週にはいよいよ、ハリス氏とトランプ氏によるテレビ討論会が行われる。中林教授は「ハリス氏は原稿を読むのは得意だがアドリブ力がないのではないかと言われており、まずその点が(テレビ討論会で)テストされる。ハリス氏は現職の副大統領として、移民問題、インフレ問題、ガザの問題、ウクライナの問題など様々な“攻撃材料”を抱えているが、上手く防御し、自分の主張へとつなげていけるかがポイントだ。一方でトランプ氏は攻撃力があるので、討論しながら“(自身が)高齢だというところが見えないようにする”ことが重要になるのではないか」と展望を予想している。 ノンフィクションライターの石戸諭氏は、ハリス氏とトランプ氏の対決について「(候補者が)バイデン大統領からハリス氏になったことで、今までのトランプ氏の攻撃的な姿勢が『やりすぎなのではないか』という見方にもなってくるだろう。“高齢・男性・高学歴”の三拍子だったバイデン大統領に対して、『俺のほうが若々しく、ちゃんとできるぜ』とアピールする戦法がとれなくなる。(トランプ氏の従来の戦い方が)逆にウィークポイントになる可能性も出てくるだろう」と私見を述べた。 (『ABEMAヒルズ』より)