【ドラフト】「坂本勇人みたいになって」巨人・阿部監督、1位指名の花崎徳栄高・石塚裕惺に大きな期待
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リボビタンD 巨人は外れ1位で、花崎徳栄高・石塚裕惺内野手(18)の交渉権を獲得した。関大・金丸はくじで外したが、西武と競合となった石塚を阿部慎之助監督が引き当て、チームは2014年ドラフトの岡本和真以来10年ぶりに高校生内野手を1位で指名した。指揮官は「金丸君を勝負しにいったというのはあったが、野手の強化も必要だった」。U―18代表で4番を打つなど高校生ナンバーワン野手といわれる逸材の交渉権を得て、満足そうに話した。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名 そして、巨人の中心選手になってほしいとの思いを語った。「映像を見たけど、将来は坂本勇人みたいな選手になってほしいと思っていた。野球している姿勢も素晴らしかったし、負けん気の強さもテレビからでも感じた。ちょっと格が違うなと、それぐらいの評価はしていた」。大きな期待の言葉を並べた。 さらには「よく、高校生だから2、3年はとか、そんなの言ってないでいい。バンバン出てきてほしい」。1年目から勝負するつもりで入ってきてほしいと願った。 ちなみに、この日はオレンジのネクタイをはじめ、すべて昨年のドラフトで西舘を引き当てた時と同じ服を着て臨んでいた。「一応、験を担いで全部(去年と)同じものにしたんだけど。まあ、来年この場に来るようなことがあれば変えてくるわ」。石塚を引き当てたのは満足しているものの、最初に金丸を外したこともあり、来年は違う装いにすると笑っていた。
中日スポーツ