家電…今年のキーワードは“プチ贅沢家電”!若者は“投資”も⁉ボーナス支給日に見る時代考
STVニュース北海道
12月10日は多くの民間企業や公務員などに冬のボーナスが支給されました。 買い物などを楽しみにしている人も多いかもしれませんが、最近は使い道に変化があるようです。 (吉岡記者)「きょうはボーナス支給日です。家電量販店では歳末セールを実施しています」 なにかと物入りな師走の10日、多くの民間企業や公務員に支給されたのが冬のボーナス! 札幌の家電量販店は、さっそくボーナス商戦で賑わっていました。 (介護職)「コーヒーメーカーを買いに来ました。もともと持っていたものが壊れてこれを気に。豆を挽くほうから買ってみてもいいかなと」 (会社員)「自分のスマートウォッチを見に来た」 お目当ては人それぞれですが、2024年のトレンドは「プチ贅沢」です。 こちらのトースターは… (ビックカメラ 南山紗妃さん)「お惣菜のパンが水蒸気の力で中はふわふわになって、外はカリっと仕上げることができる」 普段は手が届きにくいワンランク上の調理家電などが人気を集めているといいます。 (ビックカメラ 南山紗妃さん)「一年頑張ったごほうびや、ボーナスが出てクリスマスというイベントがあるなかで、土日は通路が埋まるほどお客さまが来ている」 帝国データバンクによりますと、全国で冬のボーナスが支給される企業は8割を超え、支給額が増えた企業は23%に。 道内でも、道や札幌市の職員の支給額が3年連続の増額となりました。 気になるのはその使い道ですが、マチの人からは… (会社員)「ほぼほぼ天引きで貯金に回していますね」 (記者)「物価高に追いついていますか?」 (会社員)「なかなか難しいですね」 (会社員)「株の投資とかを考えています。つっこめるタイミングがあったらある程度(の額)入れちゃおうかなと」 冬のボーナスの使い道について、民間の会社が行った調査では「貯金や預金」が3割を超え、11年連続の1位に。 さらに、将来に備える「貯蓄」や「投資信託」などもランクインしました。 札幌市内の金融機関でも、近年は若者を中心にボーナスを元手にして投資を始める人が増えているといいます。 (北海道銀行 柏渕真吾さん)「以前は投資はやましいものとか恐ろしいものという風潮があったと思いますけど、老後の生活資金を蓄えようという目的でNISAを活用しようという風潮が高まってきている」 何かと出費が多いこれからの時期にはうれしい冬のボーナス。 貯金や貯蓄など堅実な使い方をする人も増えているようです。