奈良美智キュレーション!〈Yutaka Kikutake Gallery Kyobashi〉で4組のアーティストを紹介します。
■ 斉藤七海
Nara’s Comment 害獣よけのネットと土を一緒に焼いたシリーズがとてもいい! 斉藤七海 さいとうななみ 1996年大阪府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現修了。主に陶芸と金属を使った彫刻で、自然と人工の境界を行き来するような作品や、そこで生まれる神話などの物語をテーマとした作品を制作する。Instagram: @nanamisaito
■ 国松希根太
Nara’s Comment 作品が劇的によくなっていく瞬間を目の当たりにした作家です。 国松希根太 くにまつきねた 1977年北海道生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科卒業後、幼少期を過ごした北海道白老町の飛生へ。飛生アートコミュニティで森づくりをしながら制作。作品集に『国松希根太 この地で息吹く』(求龍堂)。公式サイト
■ BOTAN & sumire
Nara’s Comment 植物に対する知識や技術が、制作へナチュラルに結びついてる。 BOTAN & sumire ぼたん&すみれ 北海道函館市在住。BOTANは自ら山に入って採る植物で空間やイベントに植物の設えを、sumireは街中の植物や駆除対象の草花などを積極的に使用し、独自の染色法による布・パネル作品の制作を行う。Instagram: @botan_and_sumire
■ 渡辺北斗
Nara’s Comment 普段は ”牛飼い”。誰に見せるでもなく作り続けてきたものの凄み。 渡辺北斗 わたなべほくと 北海道西端に近い別海町のウルリー牧場で100頭余りの牛を飼う。家業の傍ら自身の精神的な充足のため北方に伝わる神々の木偶制作を始め、今も日々木彫を続ける。世界観や物語性を共有する作品が近年注目を集める。Instagram: @hokuthima
Group Exhibition『ささめきあまき万象の森』
〈Yutaka Kikutake Gallery Kyobashi〉東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 3F。~2024年12月21日。11時~19時。日、月、祝休。
photo_Shintaro Toyama text_Sawako Akune