長男は東大生!二男一女の母【みきママさん】 育児のコツは「適度に面倒くさがって子どもたちに任せること」|STORY
男子のモチベーションには「かっこいい」と「モテる」が効きます(笑)
ーーご長男は東大生でいらっしゃいますが、そんなお子さんに育てる秘訣ってありますでしょうか 長男は今となっては東大生ですが、公立中学入学までずっと勉強が出来なくてビリに近いくらいで。小学校の周りの友人たちが中学受験で私立に行ってしまったことにショックを受けていたので「塾に行ってみる?」と本人に聞いてみたら乗り気だったので、まずは自分で通いたい塾を探させて、選んでもらいました。その塾で良い先生に出会えて、どんどん成績が伸び、開成高校に入学できたんです。でも第一志望ではなかった事もあって「高校辞めたい」と言うようになった時は困りましたね。そこで何かいい刺激になればと思って、弟(小山慶一郎さん)経由で、長男が憧れそうな、年齢の近い弁護士さんに会わせてみたんですよ。その弁護士さんは仕事がすごいできて、彼女はモデルさんで…。そんな人の話を聞いたら「すごい、かっこいい!」と長男の心に刺さったみたい(笑)。その憧れもあって勉強を頑張るようになり、東大の法学部に入学しました。男子のモチベーションには「かっこいい」や「モテる」が大事みたいですね(笑)。 塾に入れたから安心、っていう訳でもなくて、子どもにとって目標となる人が近くにいれば燃えるんじゃないかと思い、要所要所で子どもたちの心に刺さりそうな人に引き会わせるようにはしていましたね。次男はずっとゲームばかりしていたので心配で、長男の東大生の友達を紹介してもらって。理工学部でイケメンで、優しくて、本当にすごく良い子で。そうしたら次男も刺激を受けて、突然「宇宙に興味があるからマサチューセッツを見に行かせて欲しい」と言い出して、夏休みに1人でアメリカに行きましたね。宇宙?そんな難易度の高いものを目指しちゃって大丈夫かな?と親としては思ってしまうのですが、次男がはじめてゲーム以外に興味をもったことだったので、行かせてあげました。何がどこで子どもの興味関心に刺さるのかがわからないので、勉強に限らず、文化祭やオリンピック観戦など、とにかくいろんな環境に連れ出すことも意識していましたね。