アウディ「RS4アバント」誕生25周年記念車が欧州で登場 限定250台のスーパーワゴンは20馬力アップの470馬力
1999年に登場した初代「RS4アバント」をオマージュ
独アウディAGは2024年5月26日、「RS4」の誕生25周年を記念して、「RS4アバント エディション25イヤーズ」および「RS5スポーツバック パフォーマンスエディション」をそれぞれ250台限定で発売しました。 【画像】超カッコイイ! アウディ「RS4アバント」25周年記念限定車を画像で見る(33枚)
1999年、クワトロGmbH(現在のアウディスポーツGmbH)は、最初のRSモデルとしてB5世代のRS4アバントを発表しました。ボディを拡大し、コスワースと共同開発した2.7リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は380馬力を発生していました。 今回の登場した限定車、RS4アバント エディション25イヤーズのV型6気筒ツインターボは最高出力470馬力・最大トルク600Nmを発生。これは通常モデルの「RS4アバント」よりも20馬力アップしています。 0-100km/h加速は、RS4アバントより0.4秒速い3.7秒で、最高速度は300km/hに達します。さらにRSセラミックブレーキシステムや、マットブラックのテールパイプを備えたRSスポーツエキゾーストシステムプラスも標準装備しています。 マニュアル調整可能なRSスポーツサスペンションプロも標準装備し、RS4アバントより車高は10mm低められています。これはさらに手動で10mm下げることもできます。 さらにフロントアクスルのネガティブキャンバーを2度に増加し、より硬いコントロールアームを取り付けて、グリップやハンドリングを向上させています。 タイヤは、公道にもレーストラックにも対応するピレリ「Pゼロ コルサ」。これをパラジウムマットで機械加工された20インチの鍛造アロイホイールに装着しています。オプションで、「PエロトロフェオRS」のセミスリックタイヤも用意されています。 ボディカラーは、RS4スポーツをオマージュしたイモライエローをはじめ、ナルドグレーやミソスブラックを用意しています。 エクステリアでは、サイドウインドーのトリムに光沢のあるブラックを用い、アウディのリングやロゴはグロスブラックに。マトリックスLEDヘッドライトにはRSファミリー固有のダークなベゼルを備えています。ルーフレールはスポーティなシルエットを重視して取り外されました。 インテリアでは、2001年のRS4スポーツの黒/黄色の革/アルカンターラの組み合わせを彷彿とさせる、黄色の装飾的なステッチが施されました。フロアマットにはRS4のロゴがあり、伝統的に赤いアウディスポーツのひし形と黒のRSレタリングは、エディションモデルでもは色になりました。 ステアリングホイールリム、ドアの革のアームレスト、ダークブラックのアルカンターラのセンターコンソール、ギアゲートはすべて同じ色のステッチが特徴です。