毎日新聞社の「点字毎日」にフィランソロピー賞 1922年から発行
企業の社会貢献活動を顕彰する「第22回企業フィランソロピー大賞」の選考結果が8日、主催する日本フィランソロピー協会（東京都千代田区、浅野史郎会長）から発表された。受賞企業6社の中に、1922（大正11）年から週刊点字新聞「点字毎日」の発行を続ける毎日新聞社も選ばれた。表彰式は2月28日、東京都内で開かれる。 毎日新聞社の選出については、100年を超える「点字毎日」発行による視覚障害者の生活文化向上への寄与に加え、多様性（ダイバーシティー）、公平性（エクイティー）、包摂性（インクルージョン）の頭文字を並べた「DEI」の実現へ挑戦する姿勢が評価された。 なお大賞には、地元に根ざして地域社会の発展を目指した企業経営を続ける山陰合同銀行（松江市）が選ばれた。【濱井良文】
