飲食店で常連と間違われ「いつもの?」に頷くと…どうなった?!「小説のよう」「ミステリーオーダー」
会ったこともない「常連さん」が教えてくれた、おいしい名物
――このお店には、どれくらいぶりに行かれたのですか?ちなみにいつも注文されるメニューはありますか? 「私は金沢から車で1時間ほどかかる南加賀に住んでおりまして、金沢にあるこちらのお店には、年に数回のペースでうかがっております。チャーシューワンタン麺、オムライス、揚げ焼そば、鳥唐揚、餃子が特に好きです」 ――地元では知られたお店なのですか? 「創業半世紀以上になると聞きました。昭和中期から時が止まったような佇まいは趣きがあります。 女将さんと息子さんのお二人で切り盛りされています」 ――リプライではメニューの安さやお店の清潔さなども話題になりましたね 「古い建物ですが、いつ行ってもピカピカでホコリ一つありません。脱帽です。地域の方が普段使いされるお店なので、あえて店名は出しませんでした。投稿を見た人が押し寄せて、お店の方や常連さんが戸惑うような事にならなければいいのですが」 ――女将さんは結局、ノムラさんを常連の方と間違えたままだったんですよね…笑 「多分常連さんに間違われたままですね。次からは聞かれる前に自分から注文を伝えようと思います。」 ――今回ものすごい反響があってビックリされたみたいですね 「2日間は延々と通知が止まりませんでした…。もちろん初めての経験です。こんな何気ないポストがなぜここまで拡散されたのか、不思議で仕方ありません。私はチェーン店より昔ながらの個人経営のお店が好きです。メニューも価格も雰囲気も味もお店によって違います。お店の方とのやりとり、今回の様に予想外の事が起こる楽しみなど、個人店ならではの楽しみ方を少しでも伝えられたならうれしいです」 何気ない日常にあったドラマチックな展開を、SNSを行き交う多くの人が楽しんだ今回のノムラさんの投稿。普段はノスタルジックな写真や、地域に寄り添った活動、大好きな町のお風呂屋さんと喫茶店、食堂など、ほっこり心が温かくなるポストをされています。 地元に根付く銭湯をめぐることを楽しみにしているノムラさんは、店主がご高齢で一旦閉店した「寺井湯」(石川県能美市)を地域と一緒になって応援、お風呂掃除のお手伝いなどもしているそう。「泣けるほどいいお風呂なので、一度来てほしいです」 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・馬場 かやの)
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