亀梨和也、関西弁上達のため「方言指導の先生から頂いたデータを枕元に置いて聞いていた」関西在住の窪塚洋介も太鼓判
10月2日にDMM TV新作ラインアップ発表会「DMM TVまつり ORIGINAL Content Lineup」が都内で開催され、「外道の歌」でW主演を務める窪塚洋介、亀梨和也(KAT-TUN)が登壇。作品の見どころやお互いへの思いなどを語った。 【写真】2人が演じれば間違いなくインパクト絶大…!窪塚洋介&亀梨和也が演じるトラとカモの原作書影ビジュアル ■窪塚&亀梨が法で裁けぬ加害者を裁く復讐者に 「外道の歌」は、一見何の変哲もないさびれた古書店「かもめ店」を営む2人の男・カモ(窪塚)とトラ(亀梨)が、裏では“復讐者”を名乗り、耐えきれないほど悲痛な思いを背負った被害者の代わりに、法から逃れた加害者に壮絶な復讐をもって裁きを下す物語。「ヤングキング」で2014年から2023年まで連載されていた原作漫画の「善悪の屑」と続編「外道の歌」をDMM TVオリジナルドラマ「外道の歌」として映像化し、2024年12月6日(金)より配信される。 オファーを受けた感想を、窪塚は「亀梨くんと俺という新鮮さと、『外道の歌』というハードコアな、決して民放ではできないテーマ・内容の漫画で。俺、鴨ノ目武(カモ)できるかな?っていうのが正直な印象でした」としながらも、「気持ちがすごく前のめりにやりたいなという方向で動いていたので、着地させるためにはどういうことができるかなってところに走っていた。亀ちゃんがすごく(自分と)一緒に仕事をしたがってくれているってプロデューサーの方からお伺いしていたので、そこも含めていい時間になるかなという直感を持っていました」と、率直な感想を明かした。 一方、亀梨は「最初にお話を頂いて、作風としては未知の領域というか、なかなかこれまで自分が呼んでもらえるようなテイストではなかったと思うんです。果たしてこれまで自分が出演させていただいている作品を楽しんでくれている方たちにはフィットするのか、というところも考えてはいたんですけど」と素直な気持ちを打ち明けつつ、「窪塚さんとご一緒させていただけるかもしれない、と最初の段階で頂いて、そこは飛び込んでいきたいなと。こんな経験なかなか巡り合わせもないだろうと」と、窪塚と共演できることが出演の決め手の一つであることを伝えた。 すると窪塚は「よく受けたよね。すごい役というか、すごい作品なので。でも、この(亀梨の)話でやっぱり本当だったって安心しました(笑)」と、プロデューサーから聞いていた「亀梨が窪塚と共演したい」という情報は本当であると実感し、安堵(あんど)していた。 ■窪塚、亀梨の関西弁を絶賛「ほぼ完璧なんじゃないかなって」 また、亀梨が演じるトラこと島田虎信は関西弁を駆使する役だが、役作りについては「振り切るところは振り切って、表面に見えているところは自分とはかけ離れているんですけど、見た目もそうですし、言葉も関西弁でかけ離れているところもあったので、これを構築しながら。静(カモ)と動(トラ)という感じなので、とにかく動き回ってちょっかい出して、みたいなことを本番ギリギリまでどうやろうかなっていうのが楽しい時間でした。ラップまでやらせてもらいました」とニッコリ。 それを受けて、見どころを聞かれた窪塚が「亀ちゃんの関西弁じゃないですか。俺、関西在住12年目くらいなので、割と関西の方と触れ合うことも多いんだけど、亀ちゃんの劇中でしゃべっている関西弁は俺的にはほぼ完璧なんじゃないかなって思うぐらい。ずっと(関西弁の音源を)聞いているし、寝る前にも聞いてたんでしょ?」と努力家な亀梨を称賛すると、亀梨は「ずっと撮影期間中、方言指導の先生から頂いた(関西弁の音声)データを枕元に置いて聞いていたので、不思議な気分でした」と照れ笑い。 さらに窪塚から「それで掃除と洗濯と料理が息抜きだって言うから…そんな人なの?って思って(笑)。真っすぐに役と仕事に向かって現場にいる人なので、一緒に仕事をしていてケツをたたかれるというか、背中を押されるというか、俺も頑張ろうって気持ちに。狙ってないと思うんですけど、自然体でそういうふうに思わせてくれて、ただそれを俺があんまり発揮する場所がなかった」とちゃめっ気も交えて話すと、亀梨は「そんなことないです!(笑) 大丈夫です! 安心してください。大丈夫ですから!」と慌ててフォローを入れていた。 なお、今回のイベントには「幸せカナコの殺し屋生活」で主演を務めるのん、共演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、同イベントをもって情報解禁となった「ドンケツ」で主演を務める伊藤英明も登壇した。 ◆取材・文・撮影=森井夏月