【Dark Idol】発起人の朝倉未来「気持ちの強さがマッチ」ランキング10位石川侑依称賛
ABEMAは27日午後9時から格闘家・朝倉未来(31=ジャパン・トップチーム)発起人のアイドルオーディション番組「Dark Idol」の#3、#4を放送した。 同番組は、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける、「アイドル」の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、朝倉が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでを見守る。 27日の#3、#4では「タイマンバトル」後半戦を放送。審査員の朝倉、元AKB48総監督の横山由依、音楽プロデューサー兼作曲家の松隈ケンタ、ダンサー兼振付師の周平と、会場に集まったアイドルファン150人が第一印象のみでデビュー候補生40人をランク付けした「ファーストランキング」をもとに「ランキング上位VSランキング下位」で、1対1の歌唱、ダンス、フリーアピールによるパフォーマンスバトルを行った。2ndステージに進む20人の枠をかけてそれぞれ渾身(こんしん)のパフォーマンスを披露した。 「タイマンバトル」第9試合では、慶大卒で上場企業の内定を蹴って「Dark Idol」のオーディションに参加したランキング10位の石川侑依が、ABEMAオリジナル恋愛番組「恋する■週末ホームステイ」に参加していたランキング31位の橋本真林と対決。 「今までは親のレールに沿って生きてきた。これからは自分の人生を新しくスタートさせたい」「後戻りはできない」と覚悟を語った石川は、歌唱、ダンスともに未経験ながらも堂々のパフォーマンスを披露し、審査員、アイドルファンから満場一致の票を獲得した。 強い意志と度胸を見せつけた石川に、審査員の横山は「心が強いんじゃないかなと思うので、アイドルになっていろんなことがあっても、乗り越えていけそうな感じがしました」とコメント。審査員長の朝倉も「歌もダンスもこういう場でやるのは初めてだと思うんだけど、気持ちの強さが見えたので、僕が想像している『Dark Idol』とマッチするなと思いました」とたたえた。 また「Nizi Project」のオーディションに参加し、東京合宿で脱落した経験を持つランキング22位の谷屋杏香は、4年前の脱落の悔しさをバネに「技術、精神面、表現力を高めるため自分とたくさん向き合ってきた」。「デビューをつかんで私は『Dark Idol』で輝きたい」と意気込んだ谷屋は、「最後のチャンスとして、三度目の正直を果たしたい」という、過去2つのアイドルグループに所属していたランキング19位の長與玲花と激突。 実力者同士の戦いに審査員の票が割れる中、アイドルファンの票を獲得した谷屋が勝利した。谷屋に票を入れた審査員の松隈は「僅差でしたけど、谷屋さんのダンスがすごくワクワクするようなダンスで引きつけられた」とコメント。得意なダンスで見事下克上を果たした谷屋は「自分の強みはダンスだと思っていて、15年くらいやってきているので、うれしいです」と喜びを語った。 そして、過去に6年間アイドルグループのメンバーとして活動していたものの、突然の悲劇でグループ解散、夢半ばで挫折を味わったという星野ティナはランキング9位に。月間1億円を売り上げたキャバ嬢として注目を集めた星野は「(1億円稼いで)世間からは何も苦しんでないじゃんって思われてると思うんですけど、そんなことないし、キャバクラに未練もない」と断言し「お金よりも自分の夢の方が大事」「全てをアイドルにかけたい」と決意を明かした。 そんな星野は、中学時代に不登校になり、現在はパチンコインフルエンサーとして活動するランキング32位の小山えりかと対決。バトル開始前、「6年間空手を習っていたのでタイマンには強いかなと思うので、覚悟してください」と見えを切った星野は、宣言通りに大差をつけて勝利。「自信はあったので実力っていうよりも、華があるかどうか、なのかなと思います」としながらも「結構運もありますよね、相手にもよるというか。運良くいけたんで『神様…』って感じです」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。 そのほか、高校生時代に親子お笑いコンビ「完熟フレッシュ」の池田レイラとユニットを組んでいたランキング5位の夏芽すずや、元バイトAKBで「10代で二度夢に敗れた」と語るランキング21位の木下真佑らが登場。2ndステージへと進む20人が決定した。本編はABEMAで見ることができる。 ※■はハートマーク