「一番悔しいのはギータさん」劇的弾の近藤健介 柳田悠岐の離脱に奮起 ソフトバンクが広島に3連勝
◇プロ野球セ・パ交流戦 ソフトバンク5X-3広島(2日、みずほPayPayドーム) ソフトバンクは近藤健介選手のサヨナラホームランで劇的勝利。お立ち台では負傷離脱した柳田悠岐選手への思いを口にしました。 この日は3点リードの9回、ヘルナンデス投手が田中広輔選手に3ランホームランを浴び、土壇場で同点。それでも延長10回、2アウト1塁から近藤選手がこの日2本目となるホームランを放ち、劇的なサヨナラ勝利で広島に3連勝しました。 「もう最高な気分でいます」と近藤選手。先制ホームランとなった1本目、2回に放ったソロホームランについても聞かれると「打ってたの忘れるくらい興奮しているんで、いい形で打てたかなと思います」と笑みを浮かべました。 前日には、開幕からともにクリーンアップを担ってきた柳田選手がケガでおよそ4か月の離脱を発表。近藤選手は「一番悔しいのはギータさんだと思いますし、帰ってきたときにいい順位にいてまた暴れてもらえるような舞台を整えながら待っていたいなと思います」と語り、スタンドのファンからも拍手が起きました。 この日、2本のホームランの2安打3打点の活躍。打率.331でリーグ2位。8本塁打で2位に浮上、28打点はリーグ3位に浮上と主要打撃部門全てでトップ3に入っています。 ▽パ・リーグ主要打撃部門ランキング 【打率】 1位 .341 田宮裕涼(日本ハム) 2位 .331 近藤健介(ソフトバンク) 3位 .293 柳田悠岐(ソフトバンク) 【本塁打】 1位 12 山川穂高(ソフトバンク) 2位 8 近藤健介(ソフトバンク) 3位 7 セデーニョ(オリックス)、中村剛也(西武) 【打点】 1位 45 山川穂高(ソフトバンク) 2位 35 柳田悠岐(ソフトバンク) 3位 28 近藤健介(ソフトバンク)