元U-19日本代表の20歳DF前田ハドー慈英が香港代表入りか ブラックバーン下部組織に8年間所属、パスポート取得の意向明言
元U-19日本代表のDF前田ハドー慈英(20)が香港代表入りか。 2004年生まれの前田ハドー慈英は香港出身で、日本国籍やイングランド国籍を保持。 8歳から香港屈指の強豪・傑志(キッチー)に所属したのち、12歳で渡英し、ブラックバーンの下部組織に入団。23-24シーズンはU-21チームに籍を置いていたなか、今夏8年ぶりに香港へ戻り、傑志のトップチームでプレーし始めた。 U-19日本代表として2022年のモーリスレベロトーナメントに出場し、1試合でプレーした経験を持つなか、24-25シーズンの香港プレミアリーグでは、ここまでの開幕3試合中2試合にセンターバックとしてフル出場。 前田はこの度、香港英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』のインタビューで、香港特別行政区のパスポート(中国国籍)を取得する可能性について言及した。 念頭にあるのは、傑志での外国籍枠を巡るポジション争いのようで、「自分のクラブで、“地元の選手”として戦うなら、外国籍選手と争う必要はなくなる。先発の座を確固たるものとするために、全力を尽くす必要がある」とコメント。 香港代表入りの意志を問われると、「プレーできるなら、とても光栄だね。新しい監督も優秀で経験豊富そうだ。ただ、僕の優先事項は傑志だよ。このクラブと契約し、毎週プレーしている。代表チームはボーナスかな」と語った。 併せて前田は、香港のパスポートを取得する可能性は「非常に高い」と明言した。
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