東洋太平洋、WBOAPライト級統一王者の宇津木秀、出身地の所沢市役所を表敬訪問 「世界にアタックして必ずタイトルを取りたい」
プロボクシングの東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック(AP)ライト級統一王者の宇津木秀(30)=ワタナベ=が12日、出身地の埼玉・所沢市役所で小野塚勝俊市長(52)を表敬訪問。11月21日に東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋、WBOAPライト級王座統一戦で、WBOAP王者だった保田克也(32)=大橋=に6回TKO勝ち。王座を統一し、東洋太平洋王座の初防衛に成功したことを報告した。 小野塚市長は「宇津木選手のおかげで、所沢市が勇気づけられています。どんどんご自身のステージを高めていき、素晴らしい活躍をされていることをうれしく思います。さらなる高みを目指して頑張ってください」と激励。宇津木は「皆さまの応援のおかげでここまで来ることができました。前回の試合も本当に厳しい試合でしたが、皆さまの応援があって勝ち切ることができました。(世界の頂点まで)あともう少しですので、再来年には世界にアタックして必ずタイトルを取りたいと思います」と決意を述べた。 所属ジムの渡辺均会長(74)は「本日このような素晴らしい場面を設けて頂き、誠にありがとうございました。宇津木はあと何戦か挟んでランキングアップするとともにキャリアもつけて、ライト級という簡単ではない階級ではありますが、チャンスを作っていきたいと考えています」とコメントした。 プロ戦績は宇津木が16戦15勝(13KO)1敗、保田が16戦14勝(9KO)2敗。