代っ子みこし にぎやか 山代・菖蒲湯まつり最終日
加賀市山代温泉の「菖蒲湯(しょうぶゆ)まつり」は最終日の5日、地元児童による「代(しろ)っ子みこし」の巡行が行われ、約80人が前日の青年会員らに負けない掛け声を温泉街に響かせた。 山代青年会の「菖蒲みこし」を模した代っ子みこしは薬王院温泉寺を出発して温泉通りを練り歩き、最後は児童が古総湯に俵を投げ入れて無病息災を願った。 フィナーレは住民が古総湯の周りで「山代音頭」「山代探幸(たんこう)節」を踊り、祭りを締めくくった。撥美音(ばちみね)ぼたん会員により「湯の華太鼓」も久々に披露された。開陽保育園の鼓隊演奏や山代小3年生の輪踊りも祭りをにぎやかに彩った。 山代中の生徒約140人は朝に古総湯周辺や温泉通りの清掃ボランティアを行った。