友だちの彼氏が公務員だと知りました。「高給」だと言っています。公務員で年収1000万円の人とか、いるのでしょうか?
公務員で高収入を得るための5つの方法
公務員は安定した職業として人気がありますが、年収1000万円を超えるような高収入を得るのは簡単ではありません。しかし、いくつかの方法を実践すれば、高収入を目指すことが可能です。 1. 国家公務員の上級職を目指す 国家公務員の上級職は、一般職よりも給与が高く、年収1000万円を超える可能性も高くなります。上級職に昇進するには、難関である国家公務員採用総合職試験に合格する必要があります。 国家公務員のI種職とII種職の給与額は、それぞれの職種や経験年数に依存します。I種職は「キャリア」として知られ、国家公務員のなかでも最も難関な職種です。I種職の公務員は省庁の幹部候補として、政策の企画や立案といった重要な業務を担当します。 対してII種職は「ノンキャリア」と呼ばれ、主に事務処理などの定型業務、政策の実行や企画立案のサポートです。 具体的な給与額は、人事院や各省庁の公式ウェブサイトで公開されています。例えば事務次官、外局の長、試験所・研究所の長、病院・療養所の長などの「指定職俸給表」を見ると月額約70万~100万円を超えていることから、年収1000万円以上と考えられます。 2. 地方公務員の特別職に就く 地方公務員の特別職は、医師や弁護士、教員などの専門職であり、一般職よりも高くなります。ただし特別職に就くには、それぞれの専門職の資格を取得する必要があります。 3. 管理職に就任する 公務員組織には、課長、部長などの管理職が存在します。管理職は、一般職よりも責任が重くなりますが、給与も高くなります。管理職に昇進するには、勤務実績や評価を上げる必要があります。 4. 長年勤続して高額な勤勉手当を受け取る 公務員は勤続年数に応じて、勤勉手当と呼ばれるボーナスが支給されます。勤続年数が長ければ長いほど、勤勉手当も高くなるといえます。 5. 副業を許可されている範囲内で稼ぐ 公務員は原則として副業が禁止されていますが、地方自治体によっては、一定の条件下で副業が許可されている場合があります。副業で高収入を得られるかどうかは、個人の能力や努力次第といえるでしょう。
公務員でも年収1000万円を超えるような高収入を得るのは簡単ではない
公務員で高収入を得るのは簡単ではありません。公務員で高収入を得るためには、高い専門性や能力を磨き、昇進や昇格を目指すことが重要です。 また、積極的に研修などに参加して、自己研さんを怠らないことも大切です。 出典 人事院給与局 令和5年 国家公務員給与等実態調査報告書 内閣官房 国家公務員の給与 総務省 令和4年 地方公務員給与の実態 人事院 人事院勧告 人事院 国家公務員採用試験 試験情報NAVI 試験情報 総務省 地方公務員の区分について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部