県高校総体 バレーボール決勝戦 男子は山形城北が5年ぶりインターハイへ 女子は米沢中央が4連覇決める【山形発】
女子決勝は「4連覇」vs「初優勝」
一方の女子の決勝は、4連覇を狙う米沢中央と、初優勝を狙う上山明新館の対戦となった。 ここまで頭1つ抜けた総合力の高さで盤石の戦いの米沢中央に、チャレンジャー・明新館がどれだけ粘れるかが大きな見どころとなった。 第1セット序盤、次々とシード校を破り勝ち上がってきた上山明新館は、持ち味の「粘りのバレー」を展開。つないだボールを2年生の古山心結選手、同じく2年生の坪沼芽里選手が得点につなげた。 いい入りかと思われた明新館だが、第1シードの米沢中央は流れを渡さない。 2023年からのレギュラー・2年生エースの岡崎芽依選手が一層鋭さを増したスパイクを決めるなど、大きなリードを奪った。 さらに圧巻だったのは、リリーフサーバーで登場した3年生の出塚美桜選手。 サーブが武器の米沢中央の中でも際立つその正確性は、まさに職人。狙ったポイントに正確無比なサーブを打ち込み、3連続サービスエースでセットポイントを迎えた。 25点目も出塚選手がサーブで崩し、25 - 13で米沢中央が第1セットを奪った。 続く第2セット。 全国を見据え、今大会「断トツで勝つ」が目標の米沢中央は、3年生セッター・杉山由菜選手を中心に破壊力抜群の攻撃を披露。米沢中央が終始圧倒し、見事、総体4連覇を達成。県の主要大会では12大会連続で県の頂点に立った。 米沢中央 2年・岡崎芽依選手: 緊張もあったが、上がってきたボールは全部決めるという気持ちで、きょうは思い切りプレーできた。きょう出た細かいミスなどをインターハイまでに修正して、勝てるように練習を頑張る 米沢中央 3年・杉山由菜選手: 差をつけて勝つことを目標にやってきたので、今年も連覇することができてうれしい。インターハイでは1試合1試合全力を出して、少しでも勝てるように頑張ってくる (さくらんぼテレビ)
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