白熱のプロ野球に松本沸く 巨人-中日戦に1万7547人 長野県松本市
プロ野球のペナントレース・巨人―中日戦が2日、長野県松本市のセキスイハイム松本スタジアムで行われた。松本市で7年ぶりの開催となり、1万7547人が駆けつけた。巨人・山﨑、中日・小笠原の投手戦となった一戦。5回に中日の福永が逆転の2点本塁打を放つと、中日がそのまま2―1で逃げ切った。 観戦チケットは前売り段階で完売となった。一般発売初日にチケットを買った主婦の花岡恵美さん(65)=塩尻市広丘吉田=は「あっという間に完売になった。取れて良かった」と笑顔だった。家族と訪れた小学校4年生は「プロ野球を生で見るのは初めて。岡本選手のホームランが見たいな」と期待した。7年前の試合も訪れた会社員の濱野貴之さん(40)=松本市元町1=は「今日のために有給を取った。地元でプロ野球を見られてうれしいね」と笑顔だった。中日ファンの等々力節子さん(81)=安曇野市穂高柏原=は夫の登さん(81)と観戦し「生の観戦は1年半ぶり。間近で見るプロ野球はやっぱり良い」とほほ笑んだ。
市民タイムス