【山口】下松船舶衝突事故 台船かロープと衝突か
山口朝日放送
3人が死亡した下松市沖での船の衝突事故で海上保安部は衝突した2隻を 業務上過失致死などの疑いで捜査しています。 徳山海上保安部によりますと17日午前5時35分ごろ 下松市笠戸島瀬戸岬の北300メートルの海上で台船を引いていたタグボートと 釣りに出かける途中のプレジャーボートが衝突しました。 この事故でプレジャーボートが沈没し乗っていた4人のうち男女3人が死亡しました。 死因はいずれも「溺死」と分かりました。 =yab記者= 「事故から一夜明けタグボートは笠戸島の造船所にあります。 ボートの後ろにある台船やロープに プレジャーボートが衝突した可能性があるということです」 事故後の捜査でタグボートには衝突した痕がなかったということです。 そのため海上保安部はプレジャーボートと衝突したのは 長さ60メートル幅22メートルの台船かタグボートと台船をつなぐ50メートルの ワイヤーロープの可能性があるとみて調べています。 徳山海上保安部はタグボートとプレジャーボート両方を 業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで捜査します。