年金だけで生活する高齢者は41.7%に減少!物価高に直面する「年金世帯」へ追加の給付案も
年金だけで生活できない…老後資金を備える
老後は「100%年金だけで生活するつもり」という方は多くないと思いますが、実際の高齢者の現状や「自分自身の年金見込み額」を把握している人ばかりではないでしょう。 公的年金だけに頼れないのであれば、足りない分を備える必要があります。 一時は老後2000万円問題が話題となりましたが、多くの人が違和感を持ったとおり「必要な老後資金額は個人の状況によって異なる」ものです。 その準備方法も個人の価値観やリスク許容度によってさまざまでしょう。 低金利の今、預貯金だけで資産形成する方は多くないと思いますが、大切な老後資金だからこそ「すべて投資で準備する」のもリスクが高いです。 お金を守りながらどう育てるか、自分に合った方法を見つけましょう。 iDeCoやNISA、個人年金保険など金融商品は多岐に渡りますが、流行や人気で決めるのではなく、冷静な情報収集が必要になります。
参考資料
・厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」 ・厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」2024年7月5日 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・国税庁「公的年金から源泉徴収される所得税等の定額減税」 ・首相官邸「岸田内閣総理大臣記者会見」
太田 彩子