間違ってホテルの「喫煙ルーム」を予約してしまった!「禁煙ルーム」に交換することは可能? キャンセル料の支払いは必要なの?
喫煙習慣のない人の中にはタバコの匂いが苦痛で、匂いを嗅いだだけで具合が悪くなる人もいるでしょう。 タバコの匂いはなかなか消えにくく、ホテルなどでは前泊者が喫煙者だと匂いが残ってしまうことが多いため、「絶対に禁煙ルームを選ぶ」という人もいるでしょう。そんな人が喫煙ルームに泊まることになってしまうと、室内で快適に過ごすことが難しくなってしまいます。 本記事では、誤って喫煙ルームを予約したときに、禁煙ルームに交換できるのか考えていきましょう。 ▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの?
ネット予約の場合予約変更ができないことが多い 対処法は?
予約成立後に喫煙ルームを選んでしまったことに気づいた場合は、すぐに予約の変更をしたいと連絡しましょう。直接ホテルに予約の連絡を入れた場合は、すぐに連絡すれば対応してくれる可能性が高いでしょう。 予約サイトを通じて予約した場合、予約サイトによっては、部屋の変更を受け付けています。変更できる予約サイトのときは、すぐに予約を変更しましょう。 ただし、部屋の変更ができないサイトは少なくありません。例えば、じゃらんや楽天トラベルなどの予約サイトには「部屋のタイプを変更できない」と明記されています。予約変更ができない場合はどうすれば良いのでしょうか? ■キャンセル料がかからないのであれば予約し直しが有効 喫煙ルームを予約してしまったことに気づいたものの、プラン変更ができないときは、まずキャンセル料と禁煙ルームの空きを確認しましょう。 キャンセル料がかからず、禁煙ルームの空きがある場合は、予約の取り直し、つまり喫煙ルームの予約をキャンセルし、新たに禁煙ルームの予約をすることで、部屋を変えられます。 なお、予約の取り直しは順番が大切です。禁煙ルームの予約を取ってから、喫煙ルームの予約キャンセル手続きをしましょう。ネット上の空き状況はリアルタイムで変化します。キャンセル直後に禁煙ルーム・喫煙ルームどちらも満室になってしまい、泊まる部屋がなくなるかもしれません。 楽天トラベルにも、「新たに予約をお取り直しいただいたうえで既存の予約をキャンセルしてください」と明記されており、推奨されている方法なのです。 ■キャンセル料がかかる場合はホテルに確認 すでにキャンセル料が発生する場合は、まずホテルに確認しましょう。事情を話せばホテル側の配慮で、キャンセル料がかからず喫煙ルームの予約を取り消してくれる場合があるからです。 実際楽天トラベルも、「変更によるお取り直しでキャンセル料が生じる場合は、事前に宿泊施設へご相談いただくことをおすすめいたします」としています。 もし、キャンセル料免除で予約取り消しができれば、その後禁煙ルームの予約を取ることで、実質的に禁煙ルームへの変更が可能です。 ただし、キャンセル料がかからない予約取り消しは、あくまでもホテル側の善意ですから、全てのホテルが対応してくれるわけではありません。ホテル側への過度な要望は控えるべきです。キャンセル料を惜しんで喫煙ルームのままにするか、キャンセル料を払ってでも禁煙ルームにするか、より良いと思うほうを選びましょう。