“クリスマス寒波”で記録的積雪も 年末年始にかけ繰り返し寒気は南下 引き続き大雪に警戒【Nスタ解説】
来場者 「クリスマスイブだから、普段は家で家事を頑張っているので、その分昼は大人だけで楽しもうということで、きょうを狙ってきました」 なんと、愛知県から横浜まで小旅行し、ママ友同士でクリスマスマーケットを楽しむ人たちもいました。 ■寒波により日本海側で大雪も…クリスマス当日は全国的に穏やか? ホラン千秋キャスター: 各地でサンタさんは大忙しで、お仕事が佳境です。 広瀬駿 気象予報士: ただ、ホワイトクリスマスのところは限定的になりそうです。 まず、この24時間の降雪量をみると、24日の午後5時までに湯沢(新潟)で48センチ、只見(福島)で35センチ、酸ヶ湯(青森)で28センチ降りました。ここまでどっさり降ると、雪かきが何度も必要になるぐらいですが、もうピークは過ぎてきています。 雪の予想を時間を進めながらみていくと、雪が降る範囲は狭くなっていきます。24日の夜は新潟、山形、秋田のところどころで雪が降りますが、どんどん止んでいく方向になり、25日は日本海側でも降り方が小康状態となる見込みです。 続いて、寒気の予想です。28日・29日の土日、大晦日、三が日と、繰り返し強い寒気が南下します。 少し矛盾するように聞こえるかもしれませんが、北半球全体でみると、冬将軍は負け組です。暖かい空気に押し出されて行き場がなくなり、日本のほうに強い寒気が流れ込みやすい状況が三が日にかけて続くので、日本海側は引き続き大雪に注意が必要です。 ホランキャスター: 家でゆっくりできる方は、なるべく外に出ないで…と思うかもしれませんが、雪下ろしもしなければいけないんですよね。 広瀬駿 気象予報士: 雪国は、そこが大変だと思います。 週間予報もみていくと、日本海側はまた27日(金)以降、大雪に注意してください。東京は、空気の乾燥に注意を続けるようにお願いします。 ========== <プロフィール> 広瀬駿 気象予報士 1989年愛媛県生まれ 気象予報士・防災士・健康気象アドバイザー 横浜国立大学大学院で台風を研究
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