カリフォルニアの女性起業家がテレワーク用の部屋をつくったところ…?おしゃれすぎるリノベーションを公開!
ミッドセンチュリー・モダンの家具や建築はアメリカ各地で見ることができるけれど、これらがもっとも魅力的に輝くのは、なんといってもカリフォルニア。フランク・ロイド・ライトやリチャード・ノイトラ、ジョン・ロートナーといった巨匠たちも、この地に名建築を残しています。起業家のジャクリン・ジョンソンは1979年築の邸宅を購入しリノベーションをしました。 【写真集】起業家が歴史的建築をリノベーション。仕事とプライベートを充実させるインテリアとは? ジャクリンがクリエイト&カルティベートをスタートしたのは、ミレニアル世代の女性たちがキャリアを築き、そのビジネスネットワークを広げるため。だから、彼女はリノベーションをスタートする際、自身のホームオフィスを最優先させることにしたのです。 カリフォルニア州ソノマを拠点とするオムボーイズ・インテリアズの設立者とリード・デザイナー、オースティン・キャリアとアレックス・マッター・ロットメイヤー。こうして、仕事にもエンターテイメントにもふさわしい家づくりが始まりました。
「ほしかったのは、インスピレーションを与え、同時に心を落ち着かせてくれるようなオフィス。こうした魅力的な空間をつくることは、最優先事項でした」とジャクリン。 今回のプロジェクトのなかで、構造部分にも大きく変更を加えた2部屋のうちの1つだったホームオフィス。その仕上がりは、周囲とかなり異なるものとなりました。例えば、明るい白で仕上げられた他の部屋とは異なり、オフィスの壁と天井は、リッチなブルーに。 「当初はすべて同じカラーパレットに統一するつもりでした。けれど、私たちはリスクを取ることを決意。石灰塗料を木製家具に使うことにしたんです」とオースティンが明かしてくれました。「ポートラ・ペインツの『ウェルフリート』は信じがたいほどにパワフルで、同時に想像力とクリエイティビティを刺激してくれるような色です」 こうして生まれたのが、パワフルなCEOによく似合う空間。威厳を感じさせる要素の1つが、オムボーイズ・インテリアズが自らデザインしたデスク。アレックスが、こだわりを説明してくれました。「デスクは私たちの家具工房で造作したものです。脚部にはソリッドなトラバーチン、天板にはホワイトオークを使用。そして、カスタマイズしたカラーを塗り、真鍮製の細工をほどこしました」