県内唯一の「動くセンターライン」2025年1月14日から廃止工事 工事後は常に上り2車線に=静岡国道事務所
静岡県内唯一、静岡市の国道1号駿河大橋周辺の約kmの区間にある「動くセンターライン」の廃止工事が、2025年1月14日から2月28日まで(※予定)に決定したと静岡国道事務所が発表しました。 廃止に伴う規制区間は、静岡市葵区南安倍1丁目の南安倍交差点と静岡市駿河区丸子1丁目の手越原交差点の間で、昼夜連続で車線規制されます。 「動くセンターライン」は、隣接する焼津市や藤枝市が静岡市のベッドタウン化し、渋滞緩和の目的で1978年に導入され、上下3車線区間のセンターラインの位置を時間帯に応じて変更する「リバーシブルレーン」と呼ばれるシステムで、廃止が決定したことで、常に上りが2車線になります。 廃止の背景には、交通量の半減や中央線が変化する特殊性で正面衝突の交通事故を防止する分かりやすい交通規制の見直し、システムの老朽化があり、検討が続けられてきました。 静岡国道事務所は、工事中は、終日、上り下りで1車線の運用となり、交通渋滞が予想されるので、事前に規制情報・渋滞情報を確認して欲しいと呼びかけています。
静岡放送