12年前からの運命。ドジャースのラソーダ氏がダルビッシュを口説いていた
記事では、「しかし、これらの問いについての答えは10月までは分からない。チームがダルビッシュを獲得したのは1988年以来のワールドシリーズ優勝へ向けてクレイトン・カーショーにかかる重圧を軽くするためである。ダルビッシュはこれを理解している。彼はオフシースンにはフリーエージェントになるので、ドジャースの一員である時間は短いかもしれないが、彼の名前をチームの歴史に刻む機会でもある」と、この問いの答えを明らかにしている。 今季の開幕前に引退を発表した捕手のピアジンスキーは、これま、でヨハン・サンタナやクリス・セールらメジャーを代表するピッチャーの球を受けてきたが、「ダルビッシュほど巧みにボールを操作できる投手は見たことがない」と、話したという。 ダルビッシュはドジャースの歴史に名前を刻むことができるのか。 同紙は、「ダルビッシュとドジャースにとってレギュラーシーズンはそれほど意味を持たない。テキサス時代には彼は2度、プレーオフに先発して2度とも負けている。彼はドジャースで3度目のチャンスを得ることになる。そして、恐らくもう数回のチャンスを得るだろう」と推測した。 ドジャースが本拠地に戻ったとき、ラソーダ氏は、ダルビッシュと対面したという。 「彼はよく私のことを覚えてくれていた。あのとき、この少年を獲得したいと思う、とうとう、我々は彼を獲得することができた」。12年前に問いかけたドジャースにとってのダルビッシュ、ダルビッシュにとってのドジャースの答えは、ポストシーズンを迎える10月に明らかになる。