大谷翔平、53号本塁打で「53‐55」達成 ジャッジに“2本差”迫る同点弾 続くベッツのサヨナラ弾でド軍劇的逆転勝利
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月22日(日本時間23日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4‐5で迎えた9回の第5打席で右中間席へ同点の53号ソロを放った。これで「53‐55」を達成した。その後、ムーキー・ベッツのサヨナラ本塁打でドジャースが6‐5と劇的逆転勝利を収めている。 【動画】9回土壇場で同点弾!大谷翔平が53号本塁打を放ったシーン 初回の第1打席は初対戦の先発アントニオ・センザテーラから左前打で出塁。6試合連続安打とすると、0‐4で迎えた3回一死一塁の第2打席は右翼への安打で出塁してマルチ安打をマークした。さらに二盗に成功して今季54個目の盗塁を決めた。これで日本選手最多の5試合連続盗塁となった。 5回の第3打席は一ゴロに倒れている。3‐5で迎えた7回の第4打席は右前打で出塁して3安打猛打賞となった。 この試合、先発の山本由伸が制球に苦しみ、3回5安打4失点でマウンドを降りた。1‐5と序盤でリードを許したが、7回にキケ・ヘルナンデスの2ランで追撃。さらに大谷の安打と盗塁で好機をつくり、フレディ・フリーマンの適時打で4‐5と1点差となっていた。 ヤンキースのアーロン・ジャッジがこの日、55号本塁打を放ったが、これで両リーグ最多の2本差に迫った。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]