マリメッコのディレクターが過ごす別荘をのぞき見!息をのむほど美しい…180度オーシャンビューが広がる素敵すぎるサマーハウス
マリメッコでクリエイティブディレクターとして活躍するレベッカ・ベイと夫のリッキー・ノードソン。2人の別荘(サマーハウス)があるのは、ユトランド半島の東側、モルス ビェルヘ国立公園の敷地内。大自然に囲まれた別荘には豊かな時間が流れています。 【写真集】北欧の家がおしゃれな理由は?トップクリエイターが暮らすデンマークのサマーハウス 何マイルも続く海岸線、田園地帯には巨大な青銅器時代の古墳というユニークなランドスケープが広がる敷地にある家を2人は2018年末に手に入れました。母屋と別館、広々としたウッドデッキをもつ平屋は、半世紀近く手付かずのままに…。2人はできるだけ建築当初の状態を尊重しながら、少しずつ修復したといいます。
目の前に広がる180度のパノラマビュー
「私たちはこの家でできるだけ多くの時間を過ごすようにしています。目の前に180度の素晴らしいオーシャンビューが広がり、春や夏はもちろん、秋の嵐でも、雪の日も、景色はいつも息をのむほど美しい」とレベッカは語ります。 コペンハーゲンのあるシェラン島からは、列車のほかフェリーでも行くことができ、近隣の海辺の街には多くの人が訪れます。彼らは週末はもちろん夏休みをここで過ごし、ときには仕事をすることもあるそうです。
夏場は大きなスライディング式の窓を開け放ち、直接窓から出入りして海で泳いだり、パドルボードをしたり、ウッドデッキで料理や食事を楽しむ。冬は暖炉を囲んで本を読んだり、ゲームをしたり、時間をかけて料理をしたり。大切な別荘でのひとときを家の修繕や掃除に費やさずに済むよう、機能的で手入れが簡単であること、掃除がしやすいことにもこだわりました。
異なる質感の木材、れんが、白い壁をベースにしたこの別荘には、ところどころ落ち着いたトーンのグリーンやブルー、レッドが小さな面積で効果的に配されています。ファッション業界で長らくクリエイティブディレクターとしてのキャリアをもつレベッカは、常に建築や家具からインスピレーションを得ているといい、色を選ぶときにもジャン・プルーヴェやシャルロット・ペリアンのカラーパレットを参考にすることが多いのだといいます。