1つ1つの安心感の積み重ねが、好感度の差を生む…。人に注意するとき「好感度を下げない」“簡単なコツ”とは?
「あなたは失敗している姿を見られたら、どう感じますか?」 ① 恥ずかしい ② 仕方ない ③ 興奮する ここで選んだ選択肢によって、人からの好感度が変わります。 「① 恥ずかしい」を選んだあなたは、残念ながら可愛げがないと思われてしまいます。そもそも好感度を上げたいのなら、人は他人のどういうところに可愛らしさを感じるのかを知ることです。 実は人間は他人の「弱さ」を知ったときに、その人に親しみを感じます。例えば、仕事先で「何もかもが完璧だと思っていた人」が飲みに行ったときに、「僕、恋愛は振られてばっかりでうまくいったことないんですよ~」と言ってたらどうでしょうか? 一気に親しみがわくはずです。
これは、完璧だと思っていた人が弱さを見せることで、「この人もただの人間じゃん」と安心できるからだと考えています。このことから、人は「完璧」には親しみがわかず、「欠点」には親しみがわくということが成り立ちます。 欠点ばかりの天然芸人が、お茶の間で愛されるのはこうした理由です。欠点は隠したり恥ずかしく感じたりせず、さらけ出していくことが大事です。 なので、さっきの質問に「② 仕方ない」を選んだ人は、「好感度が高い人」になります。おめでとうございます! 「③ 興奮する」を選んだ人は、ただの変態です。できるだけ自分の部屋から出ないでください。
ちなみに「欠点を見せる」手法は漫画の世界でもよく知られており、漫画のキャラクターを作る際は、必ず「強み」と「欠点」を作るようにするらしいです。そうすると読者はその弱さに親しみがわき、より一層キャラクターに魅力が出るようです(『ワンピース』のゾロが方向音痴なのはそういうことですね)。 人間も同じように「良い部分」ばかり見せるのではなく、欠点をさらすことは魅力をアップさせることに繋がります。 しかし当たり前ですが、欠点ばかり見せているとナメられるし、時によっては信頼を失うケースもあります。