写真：好調トリノでタクトを振るリッチ

マンチェスター・シティは、今シーズンの欠場が決まったスペイン代表MFロドリの代役として、トリノに所属するイタリア代表MFサミュエレ・リッチの獲得を検討しているという。イギリス『The Guardian』が報じている。 【動画｜マンチェスター・シティ最新試合ハイライト】ニューカッスル vs マンチェスター・C　プレミアリーグ チームの大黒柱であるロドリは22日、プレミアリーグ第5節アーセナル戦で負傷。後日ジョゼップ・グアルディオラ監督が、右ヒザの前十字じん帯と半月板を手術したことを報告し、今シーズンの残りの試合を欠場することを明らかにしている。 今節のニューカッスル戦では、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチがロドリの代役を務めたが、『The Guardian』によると、リッチが獲得候補の上位に名を連ねていると報じている。また同メディアは、3000万ポンド（約57億円）程度まで移籍金が高騰するとし、長期的な視点から23歳のリッチの獲得は賢明な選択であると伝えている。 エンポリのアカデミー出身のリッチは同クラブでトップチームデビューを飾ると、2022年1月に現在も所属するトリノへレンタル移籍をした。その夏にトリノに完全移籍を果たすと、2022年6月にはUEFAネーションズリーグのドイツ戦でイタリア代表デビューを飾っている。惜しくも今夏のUEFA EURO 2024の招集メンバーからは漏れたものの、9月のフランス代表戦、イスラエル代表戦ではスタメン出場の機会を掴んでいる。 ロドリの代役として現在はリッチの他にも、アタランタのブラジル代表MFエデルソンや、クリスタルパレスのアダム・ウォートンの名前が報道されている。 世界最高のアンカーとしての呼び声の高いロドリの“代役”を見つけるのは至難の業だ。グアルディオラ監督は「解決策を見つける必要がある」と語っているが、新戦力を獲得するのか、新たな戦い方を見つけるのか、今後の戦いに注目だ。